革財布を使うなら知っておきたい革と皮の違い。
革と皮
普段何気なく使っている革製品ですが、
『皮』なのか、それとも『革』なのか
この二つの違いを理解していますか?
実は私も
知っておきたいところだと思います。
あなたがこれからもっと革製品を楽しめるよう
2つの違いを解説します。
まずはじめに皮の方を考えてみましょう。
漢字のイメージを考えるとわかりやすいと思いますが、私の場合は『皮』と聞いた場合、『皮膚』というコトバを連想しました。
実は意味もそれに近いものがあり、
『皮』と言うのは動物の皮膚を剥いだだけの状態を指します。とはいえ、もちろん体毛までそのまんまというわけではありませんよ。
特に加工等をしていない状態の事です。
動物の皮はそのまま使用すると腐敗したり、乾燥すると硬くなって柔軟性がなくなるという欠点があるんです。この大きな欠点を取り除く方法として昔から『鞣し』という手法がとられていました。
代表的な方法としては樹液や薬品を使う方法があるのですが。。。
つまりは『鞣し(なめし)』と言う行程を践んでいるかどうかが「皮」と「革」の違いだと言うことになります。